2021年09月06日

ピタゴラス数(その3)

こんにちは。


都内まだまだコロナ騒ぎが収まらず。
実家にはなかなか帰省できないし、しても街のレストランは
県外の人お断りと書かれているし・・。
普通に暮らせるのはいつだろーか?

ピタゴラス数(その3)

ウチの畑にある木です。この実の名は?
ヒント:ぴりりと辛い。


数学の話。
ピタゴラス数とは、直角三角形の3辺が全部整数になるときの
その数の組のことで、案外無いようで、実は無限にあります。
その1 
その2 

これの続きです。

ピタゴラス数(その3)

ピタゴラス数(その3)

ピタゴラス数のうち、上のように最大公約数が1のものを
原始ピタゴラス数といいます。特徴を挙げると次のようです。

1)a、bのうち一方は偶数、他方は奇数
2)a、bのうち一方は3の倍数
3)a、bのうち一方は4の倍数
4)a、b、cのうちいずれかは5の倍数
5)面積は6の整数倍
6)内接円の半径は必ず整数


このうちの3)を考えます。検索すればいろいろ証明法が出てくるけど、
たぶん載ってないと思う解法をここに載せよう。

ピタゴラス数(その3)


もう1つ。
modを使った証明法なのだけど、これはmod4でやるとうまく行かなくて、
仕方ないので数を大きくしてmod8でやると、うまく行きます。

ピタゴラス数(その3)


いろいろな方法がありますね。1つの方法だけでなく、いくつか考えてみることも
数学の力を伸ばす訓練になるかと思う。
そして何より、考えることの楽しさを味わえるのではないかな・・と思う。

また明日。


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Posted by 三石 at 18:10│Comments(0)等式
 
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