2018年09月24日

ピタゴラス数

こんにちは。


これはホワイトボードのスケッチブック版のようなもの。

ピタゴラス数

黒板に板書する代わりに使おうと、買ってみた。
授業を通じて数学に対する意識や意欲を高めて欲しいと
つね思っていて、そういう授業を心がけては来た。

要は、学ぶことが楽しい、もっとできるようになりたい
こういう気持ちにさせること。

まだまだ、です・・。

ピタゴラス数

ピタゴラス数はこちら
この事実はよく知られているのだけど、自分で証明したことが無かった。
例えば、
(a、b、c)=(3、4、5) ⇒m=2、n=1とすればいい。
(a、b、c)=(5、12、13) ⇒m=3、n=2とすればいい。

しかしm=3、n=1とした場合、(a、b、c)=(8、6、10)となって、
全部偶数なので2で割ると、上の(3、4、5)と同じものになる。
m、nの取り方によっては最大公約数が1にならないことがある。

示したいことは、

最大公約数が1であるピタゴラス数のどんな組に対しても、
うまい自然数m、nをその都度見つけることによって、
ピタゴラス数をm2-n2、2mn、m2+n2という形で表すことができる。


ということです。

(注)wikipediaにはm-nが奇数とか、必要十分とか書いてますが、
そこまで言及しないことにします。証明が面倒なので。

ピタゴラス数

この結果、のa、b、cに対するm、nの存在が言えます。
例えば(a、b、c)=(8、15、17)については、次の通り。

ピタゴラス数

後から気づいたのだけど、a、bのうち偶数の方をbにしておけば、
(イ)の場合を排除できますね。お粗末だった・・。


いろいろと発見があって面白いものですね。
また明日。


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Posted by 三石 at 16:19│Comments(0)等式
 
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