2010年01月21日

三平方の定理の証明。

こんにちは。

高校入試まであと2ヶ月を切りました。
ここで追い込みをかけるか、のんびりするか。この差は大きいです。

自分に厳しくしなくては、いけません。
ところで「三平方の定理」。これは中学3年の最後に習います。

三平方の定理の証明。


高校入試の図形の問題は、この定理がほぼ登場します。
辺の長さを求めるのにこれを使うため、必然的に多くなるわけです。


いま直角三角形の3辺に正方形をくっつけました。辺の2乗は正方形の面積なので、

三平方の定理の証明。

赤と青の面積の和=黄色の面積

となるはずです。

つまり赤と青の正方形をうまく切り取って黄色の上に乗せると、ピタリはまるはず。


これを考えてみました。
うまくいくかどうか・・。

青はそのまま使うことにして、赤を4分割しました。

三平方の定理の証明。


これを黄色の上に並べると・・

この通り。


三平方の定理の証明。


うまくいきました。


これは赤の切り込みをうまく入れないと、重ならないです。
どう入れるのかは、

(a-b)÷2

この長さのところで切ればいいようです。


他にもやり方は、ありそうですね。
また明日。


2010センター試験IAの解答(ラフです)は、こちらに順次UPする予定です。





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Posted by 三石 at 19:21│Comments(2)幾何
この記事へのコメント
お久しぶりです。塾長さん。
三平方の定理の証明は面白いですね。
ピタゴラスの定理の証明が100種類ほどのっている本を
高校生のころに読んで面白いと感じました。

センター試験の解説も少しずつされているのですね。
今年の問題をやってみたのですが、
数Ⅰは少し難しく感じましたね。
現役のころはいつでも数学は満点が目標の私でしたが、
数Ⅰは90点でしたね。
なんか最近ほんとに計算間違いが多くて残念です。
もう少しで大学のほうの期末考査があるので、
計算間違いしないように心がけたいです。

それでは、また。
Posted by 数学するトマト at 2010年01月21日 20:53
数学するトマトさん

こんにちは。
ピタゴラスの定理が100種類ですか、それはすごい本ですね。
その中に上の貼り合せはあるでしょーか・・?

センター試験ですが、IAにないIの問題が、
やや難だったかもしれませんね。

「自分の計算はあてにならない」
と思って問題に望めば、ミスは防げると思いますよ。頑張って。
Posted by tasktask at 2010年01月22日 23:16
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