2024年09月21日

玉を取り出す確率。

こんにちは。


会社によくセールスが来るのだけど、
「珈琲の機械を置きませんか?」
という人が来た。

私は珈琲バカ。一日に何杯も飲むのだけど、
「ネルドリップが一番うまい」
と言ったら、その人ネルドリップを知らないと言う。

玉を取り出す確率。

こういうやつです。知っててほしかったな。


今日は条件付き確率の問を1つ。

玉を取り出す確率。


最近you tubeで観た問なのだけど、それは合計が10でなく文字のNだった。
その動画の解き方が何だかよくわからなかったな・・。

直感だと、次の3通りがありますね。
1)何回取り出しても五分五分なので、答えは50%
2)1回目が赤だから、赤が有利。答えは50%よりやや高い。
3)1回目が赤だから、赤が1個減って白が有利。答えは50%よりやや低い。

どれだと思います?
こういう直感も案外大事なことかと思う。


ではどう解くか?条件付き確率なので、教科書通りの設定です。

A:箱から1個取り出したらそれが赤玉である
B:箱から2個目を取り出したらそれが赤玉である


すると、こういう式になる。

玉を取り出す確率。

2つのうちやりやすい方を使えばいいけど、(ア)で行けるならそれがいいです。

これ、初期設定がわからないのでAもBも何通りか困ってしまいますね。
問の最後に書いた但し書きに合わせて11パターン全部を考えることになります。

玉を取り出す確率。


(イ)を使うとどうなるのか?
まず、赤と白は対称と考えていいので、P(A)=1/2 
あとはA∩Bだけど、これはどれかの箱から赤を2個取り出す確率になる。
これを計算すると、P(A∩B)=1/3 となり、答えが合います。

余力のある人は、全体の数をNにして解いてみてください。
結局同じ2/3になります。

また明日。


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Posted by 三石 at 22:27│Comments(0)確率
 
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