三石・数学塾

こんにちは。


大学入学共通テスト。
引き続き解いていきます。

第２問は〔１〕〔２〕の２問で、今日はその〔１〕です。
２次関数の問題。




２次関数の問題というと以前は、係数に文字を含む式が与えられて
そこから頂点を求め、最大最小とか実数解とか、まあよくありがちな
問が出ていたのだけど、そういう問は最近は出なくなった。
今後も何だか出ないような気がする。

この問題、座標平面上の動点と図形の面積についての問題で、
高校入試にありそうな感じだけど、一応２次関数の応用問題になっている。
なぜこれまでにないこういう問にしたのかわからないが、目新しさを考えたのだろーか？

面積を求めるところで平行線を引いたのだけど、ちょっとカッコつけただけで、
普通に台形の面積から余分な三角形を除けばいいです。
点Qが行って戻るので線分の長さを間違えやすいけど、そこさえ正しくやれば
あとは何も難しいことはない。２次関数の知識よりも、動点の位置の把握や、
立式の計算力の方に比重があり、何だか観点がずれているように思える。

共通テストの「２次関数」の分野の問は毎年全く異なりますね。
なので対策の立てようがないが、そういうふうに思っていろんな問を解くしかない。

また明日。