チャート式数学。

三石

2016年12月23日 18:36

こんにちは。


今年の塾の授業はすべて終了。
勉強嫌いの高1生を改善させようと努力してきたけど、まだまだです。
興味や意欲を引き出すには?これは永遠の課題かと思う。
しかしそれ以前に、生徒に欠けている物があって、それは
我慢  辛抱
このあたり。来年はこの2つの克服から始めたい・・。


「チャート式、どれを買うのがいいですか?」



高校数学の参考書でたぶん一番人気かと思う。4種類の難易度は
白<黄<青<赤
このどれを買うのがいいか?私の意見はこうです。

数学が得意⇒赤か青。どちらかといえば赤
数学が普通⇒白か黄。どちらかといえば白
数学が苦手⇒白にすべし


この理由は下に書きます。

赤チャートと青チャートの大きな違いは節末問題の難易度です。赤は鬼のように難しい。
次は、赤チャート数A1章「場合の数」の演習問題。



この(2)は完全な範囲外で、数学Ⅱ「式と証明」を勉強した後でないと解けない。
赤チャートの演習問題にはこういうものが多く、なので高1生には酷かと思う。


赤チャートの解答は上のようでなくて、zを消去して平方完成を2度おこなうハードなものだった・・。


赤、青、黄、白のどれを買うか?(注 2016年以前発刊のものです)
あくまで私の主観ですが、

・赤と青では、扱う例題の難度はあまり変わらず、例題のあとの練習が、
 青は例題と対になっているのに対し、赤は問題数が多く変化がある。
 また、赤の方が紙面が見やすく解説が詳しい(ように見える)。なので赤のがいい。
・数学が得意でなくまあ普通と言う人にとって、青はやや説明不足(に見える)。
・白と黄では、白のが若干易しいが、全体を見れば扱う問は黄とあまり変わらない。
 例えば、黄の例題にある問が、白では節末にある、と言う感じ。
 また、白は3色刷り、黄は2色刷りで、白の方が見やすくわかりやすいと思う。
 なので高1のうちは白のみで十分かと。

こんなとこですかね。一応参考までに。
また明日。

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