2025共通テスト試作問題(数1A)

三石

2025年01月11日 23:45

こんにちは。


あと1週間ですね、共通テストが。
この試験の数学なのだけど、毎回解くたびに腹が立ってしまう。

文章がえらく長く、それが物語になっていて読解に苦労すること。
考え方を指定してそれに乗る必要があり、自由に発想できないこと。
答えが選択肢になるケースがあり、これを選ぶのがめんどいこと。

など。こういうことを分かったうえで根気よくしかもスピーディに
解く必要がありますね。もっとシンプルにできないものか・・?
数学の能力以外のとこで差がついてしまうのではと毎回思う。

試験問題はこういう感じになりますよ、というものがUPされていたので、
解いてみますか。こちら

数1Aの第4問で、確率の問です。



ここまでは2021年の共通テスト1A第3問とほぼ同じです。





全4ページ。うんざりですな・・。
後半は文章量が多い割に設問が少ない。途中の会話文は、問題を解くうえで
ヒントになっているので読み飛ばさないほうがいい。

スセ以降が難しい。
一見、XとYのどちらを取っても期待値は変わらないように見えるけど、
太郎の試行で結果が1つ出ているので、それが花子の選択に影響しているというのが、
この問題の主旨となっている。厄介だ・・。



何となく勘で空所は埋まるという人は多いと思う。
けど、きちんと理解して解答するのは難ですな。

条件付き確率と期待値の融合は珍しいし、考えにくいところを突かれた感がある。
こういうところもこの試験の難しさの1つと言えるかもしれない。

また明日。

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