計算尺の使い方

三石

2009年03月07日 21:11

こんばんは。

机の中からこんなものを発見しました。



「計算尺」というもの。これは、
 かけ算  わり算  平方根  
とか、あとサイン・コサイン・タンジェントとかも求めることができます。

すごいですよ、これは。
真ん中の棒が左右にスライドするように作られています。


これを使って、デミタスカップの容積を求めてみました。



測ったところ、
底面の直径が、5.2cm
高さが、5.8cm

円柱とみなして計算します。
やってみると、なかなかややこしかった・・。
2.6×2.6×π(パイ)×5.8

なので、まずD尺の「2.6」にC尺の「1」を合わせて、図1。
(D尺は下から2番目、C尺は下から3番目の目盛り)

<図1>


C尺の「2.6」に赤い線を合わせ、そこにC尺の「π(パイ)」を持ってきます。
πという目盛りもついています。

そのあとC尺の「1」の目盛りに赤い線を合わせて、図2。

<図2>


この赤い線のD尺の目盛りが、2.6×2.6×πの答えです。
最後にこの赤い線にCl尺の「5.8」を合わせて、図3。

<図3>


この図のC尺の「1」のところのD尺の目盛りが答えです。
答えは・・?

1.24

位取りを考慮して、124ccとなります。
電卓で計算すると123.17・・となるので、誤差はありますがだいたい合ってますね。


すごい。

どうして求められるのだろ・・?










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