ラーメン屋の待ち時間(リトルの公式)
こんにちは。
数学の話。
ラーメン屋に行列ができていて、あと何分で店に入れるかがわかるという
便利な公式があるそうです。
絵はニガテ。何だか祖父母参観日のようですな・・。
先日TVで紹介していた
「リトルの公式」
というものがこれです。
例えば、自分の順番が10番目で、1分後に自分の後ろに2人並んだ場合、
待ち時間=10÷2=5(分)
となります。
もちろんλは平均の数であり、Wには誤差があり得ます。
Lとλを数えるだけでわかってしまう。
これはスゴい公式ではなかろうか!!
しかし行列の進み具合を見ずに、後ろに並んだ人数だけで待ち時間がわかる
というのが変ですね。
これを考えてみました。
1分間に店に入れる人数の平均=p(人)
1分間での行列の長さの増加数=S(人)
とすると、
S=λ-p
W=L÷p
pを消すと、
W=L÷(λ-S)
となります。
リトルの公式はS=0のとき、つまりλ=pのときで、
行列の長さがまったく変わらない
という場合です。
時間が経つにつれ行列の長さが変わるような場合は使えません。
やはり・・・
肝心なことが抜けている。
近所のラーメン屋では、使えないですね。
また明日。
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