2020大学修学能力試験(その3)

三石

2019年11月18日 22:23

こんにちは。


修能=スヌン
これは韓国のセンター試験のようなものです。


微分積分。
3次関数のグラフの特徴は次の通りです。



教科書に載ってないけど、知っておくと面倒な計算をしなくてよくなる。
図の接線は水平だけど、斜めになっても同じように4等分されます。


次はスヌンの最終問題です。



「数学Ⅱ微分法」の分野で、日本の高校生でも解けるはず。
しかし設定が特殊すぎる。日本の入試でこういう問い方は見かけない。

これ、普通に解こうとするとこういう感じになります。



ここからa、b、cの連立方程式を作って解けばいいけど、解けるかどうか?
できそうだけど、この解き方はたぶん用意された解答ではないでしょう。

重解をもつときは、接するグラフをかけ!

という格言。これはいつも気にしたほうがいいです。
何げなく最後に書いてあるfダッシュの条件が、すごく大きいですね。





答えが整数になるように、うまく作ってある。見事だ。
韓国スヌンの数学はパズルっぽい。理詰めでなくうまい発想ができると
案外ラクに解けるものが多い感じです。

解いていて実に面白いですね。
半面、日本のセンターは、つまらん。

また明日。

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