2018大学修学能力試験(その3)

三石

2017年12月04日 22:20

こんにちは。


韓国の試験、引き続き。
現物と和訳はこちら

全30問で100分。
30秒で解ける易問もあれば30分かかりそうな難問もある。
こういう難問は数問ほどだけど、これが取れるかで合否が分かれそうだ。

次は、ラス前の空間ベクトルの問題。



最後の10(a+b)というのは、答えを整数にするための形式的なもの。
日本でも自治医大の入試がこんな感じです。

図をかくとこんな感じになる。



日本の入試にも出そうな問だけど、平面の方程式は微妙に範囲外になってます。

PQの中点Mを求めて、XMの長さの最大値を幾何的に考える

というのが出題の狙いのようだけど、この方法で解くのはすこぶる面倒だ・・。
なので代数っぽく解く方法でやってみた。



この方法なら平面に垂線を引くとか、円の直径とか、直角三角形とか、
いっさい考えずに済む。なのでおすすめの方法かと。

難問というか、設定を複雑にして解きにくくしている感がある。
この修能の難問にはそういう傾向があるかなと、個人的に思った。

これにてendです。
また明日。

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